男と女で肌は違うの?
皮脂の分泌量や水分量、毛穴の大きさなどが違う
肌質の違いは個人差による部分が大きいですが、男女による差は少なくともいくつかの点で存在します。
男女の肌が異なる原因は、主にホルモンの影響にあります。
男性らしさを司る男性ホルモンは、筋肉がつきやすくなったり、主に代謝を高めるための効果があり、女性ホルモンにはそのような効果はあまりありません。
このホルモンの影響によって、男性は皮脂の分泌が多くなり、60代ころから皮脂の分泌量が低下していくのに対し、女性は皮脂の分泌が少なく、成長期が終わる20代からは皮脂の分泌が低下していきます。
皮脂は肌を保湿するために必要ですので、女性は男性と比べて肌が乾燥しやすく、逆に、男性はテカリやすい原因となります。
また、肌が持つ水分量も代謝が活発な男性の方が基本的には多くなります。
ただし、多くの場合、女性は男性と比べ日頃からスキンケアを十分に行っているため肌のキメが細かい場合が多いです。
肌のキメが細かいというのは、細胞が健康な状態に保たれていることですので、遺伝的には男性の方が肌の水分量が多くなりやすくても、殆どの場合は普段からスキンケアをしている女性のほうが肌の水分量が多く、みずみずしく柔らかい感触になります。
さらに、男性は女性と比べて毛が太く成長するため、毛穴が大きくなりやすいのも特徴の一つです。
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