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爪とはどういうものなのか

爪の構造や仕組みなど、爪がどのようなものなのか、解説します。

爪はタンパク質

爪は毛髪や表皮と同じく、ケラチンタンパクというタンパク質で出来ているもので、皮膚が変化したもの。骨のようにカルシウムで出来ているものではありません。

表皮よりも水分が少なく、厚く積み重なっているためにとても固くなっていますが、酸やアルカリに弱い性質があります。

また、乾燥などにより水分が失われる事でひびが入ったり、もろくなったりします。

爪の構造

一般的に「爪」と呼ばれる固い部分の事を爪甲(そうこう)と呼び、爪甲は周辺の様々な組織によって作られています。

爪の生える構造は毛髪と似ていて、爪の根本にある爪根(そうこん)と言われる場所にある、爪母細胞(そうぼさいぼう)という細胞で作られます。
爪甲の下にある皮膚の部分は爪床(そうしょう)という部分で、毛細血管が通っています。爪がピンク色なのはこの爪床の色が透けて見えるからです。また、爪の成長には爪床からの栄養補給が重要な役割を果たしています。

毛髪と違い爪には休止期などが無いため、爪は常に伸び続け、細胞が傷つかない限り伸び続けます。

一般的に甘皮と呼ばれる部分は爪上皮(そうじょうひ)と呼ばれ、爪根を保護しています。

また、爪の付け根側にある白く濁った部分は爪半月(そうはんげつ)と呼ばれる部分で、まだ完全に角化していない(固くなりきっていない)爪の部分です。

爪の成長と老化

爪は1日に約0.1㎜伸び、半年から1年で生え変わり(生えている分の長さが伸びる)ます。
足の爪より手の爪の方が伸びる速度が速く、冬よりも夏の方が早く伸びるといわれています。

爪は肌同様、年齢を重ねる事で変化します。
代表的なものが爪の縦方向に入るシワや、代謝速度の低下。爪が厚くなり、黄色くなるなどの変化です。

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