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失敗しがちなファスティング、成功するコツは?

世の中にはたくさんのダイエット法があります。どの方法があっているかは、個人差がありますね。Aさんに効果的なダイエット法がBさんにも同じような効果をもたらすかというと、決してそうではありません。だからこそ、ダイエット法の情報がどれほどあっても、それを鵜呑みにしてはいけないんですね。

ファスティングダイエットの成功と失敗

最近、多くの人がトライしているファスティング。短期間だけ食事を節制して集中的に体重を落とす方法です。これで効果があったという芸能人が大勢いるためか、社会的な認知度も上がってきました。しかしこのファスティング、成功する人がいる半面、それ以上に失敗するケースもあるようです。

ファスティングで失敗する人の多くは、リバウンドしています。1~3日間の絶食で体重は一気に少なくなるものの、その後から極端な食欲増加に悩むことがあるんです。これは一体どういう理由でしょうか。

ひとつには、ファスティングで食欲を無理に抑え続けた結果、食べ始めたら止まらなくなってしまったという精神的なものがあります。ファスティングのあいだは、特にやることもないのでどうしても「終わったらあれも食べよう、これも食べよう」と妄想がふくらみます。ファスティング中は激しい運動は禁止ですので脂肪は燃焼していません。そこへ一気にボリュームがある食事を詰め込むと体は不足した栄養分を余計に取り込もうとします。

ファスティングのメリットには、絶食によって胃腸を休めることや胃を小さくしてたくさんの量を食べたくなくなるようにするというものもあるのに、これでは台無しです。せっかく絶食しても意味がありません。

ファスティングダイエットで失敗しないために

ファスティングでリバウンドしないために大事なのは、直後から食事量を節制し続けていくということなんです。まず、最初の食事はおかゆか重湯です。あたたかい水分と炭水化物を少しとって、まずは胃から優しく目覚めさせていきます。

その後もできれば1~2日はおかゆやお雑炊などの水分が多めなものを取りましょう。脂肪分は控えめに。スープ系だからといって、濃厚なチャウダーみたいなものをとるのは後にとっておきます。カレーなどのスパイスが多いものは早すぎますね。

こうやって少しずつ内臓を目覚めさせていくと、負担なく通常食に戻れます。通常に戻っても、3食のうち1食はおかゆにするなどの配慮を続けると胃も小さいままです。

ファスティングをしてはいけないケース

ちなみにファスティングをしてはいけない人もいます。心疾患のある場合や、インシュリン治療中の人、中断してはいけない薬を継続して服用中の人などは絶対にやってはいけません。もちろん、妊婦や授乳中など体力が必要な場合もいけませんよ。

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