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曇りでも日焼けするのは何故?

曇りでも日焼けするのは何故?

太陽が雲に隠れていて、日の光が当たっているわけでも無いのに、日焼けしてしまうのはいったいなんで?

日焼けは「光」によっておこるのではない

曇りで太陽が隠れているから、日焼け対策をしなくても大丈夫だと思っていると、1日でかなり日焼けをしてしまった経験などは無いでしょうか。

感覚的には、日焼け=太陽の光を浴びることで起こるようなイメージがあり、まぶしいくらいに光が強いと日焼けしやすく、曇っていて暗いと日焼けしにくいような気がしてしまいますが、実はそうではありません。

なぜなら、日焼けは、明るさとして目に見える、いわゆる「光」が原因なのではなく、目に見えない「紫外線」が原因だからです。

紫外線は人の目で見る事が出来ない、携帯電話の電波のようなもので、細胞を破壊する作用があります。

空が曇っていると、目に見える「光」は殆ど地上に降りてきませんが、紫外線は晴れているときの50~80%程度の割合で地上まで降りてきます。(雨の場合は20~30%程度)

そのため、曇りの日に紫外線対策を怠ると、思った以上に紫外線を浴びることになり、日焼けをしてしまうのです。

また、紫外線はアスファルトや建物などに反射する性質があるため、街中を歩く時などは、上から降ってくる紫外線以上に、地面や壁を反射してくる紫外線が多く、それが原因で日焼けをしてしまうことがあります。

日焼けやシミを作らないためには、曇りの日でも日傘や日焼け止めを利用する必要があります。

日差しが暑いのと日焼けは違う?

刺すように暑い日差しと、気持ちいいと感じれるレベルの暖かい日差しを比べると、暑い日差し=日焼けしやすいと感じるかもしれませんが、これも間違い。

太陽の光を暖かく感じるのは主に赤外線の影響で、日焼けをするのは前述の通り主に紫外線の影響なので、光によって感じる温度が高いと日焼けしやすいというわけではないのです。

そのため、日焼けマシンとキャンプファイヤーやたき火の炎などを比べると日焼けマシンの方が暑くないのですが、日焼けするのは断然日焼けマシン。逆に、紫外線があまり発生しないキャンプファイヤーなどではほとんど日焼けをする事はありません。

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