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トレーニングをするならプロテインは必須! 筋肉を早くつけるために!

トレーニングをするならプロテインは必須! 筋肉を早くつけるために!

ダイエットや体力・筋力増強、ボディバランスの改善など、様々な目的で行われるトレーニング。
筋力トレーニングや、ランニングなど持久力を必要とするものなどその内容も様々ですが、どのトレーニングであっても言われるのが「プロテインを飲むと効果的」という事。
でも、そこまでガッツリ取り組むわけでもないし、食事はいつも通りでいいと思っている方は多いですよね。

しかし、実はそこが落とし穴。
トレーニングをするなら、プロテインを利用する事がほぼ必須ともいえるくらい、重要なものなんです!

トレーニングをすると、タンパク質が不足する

なぜプロテインが必須になるかというと、簡単に言えばタンパク質の摂取量が不足してしまい、筋肉が分解されてしまう可能性があるから。

どういう事か分かりやすく説明すると、下記の通り2つの理由があります。

いつも通りの食事では新しい筋肉が出来ない

・人が体の維持に必要なたんぱく質量は体重と同程度(60kgの人であれば60gが必要な摂取量)
・トレーニングして筋肉を増やすためには、その1.5倍から2倍程度が必要
・通常時と同じ食事量だと、タンパク質が不足して筋肉が作られない

タンパク質が不足していると筋肉がアミノ酸に分解される

・通常、体内ではタンパク質がアミノ酸に分解されて、アミノ酸の量が一定量保たれている
・摂取したタンパク質(アミノ酸)が少ないと、筋肉がアミノ酸に分解される
・筋肉が分解されて、弱くなってしまう

食事からタンパク質を大量にとる事が意外と難しい

以上のように、タンパク質が不足してしまうと筋肉が増えないどころか減ってしまうので、タンパク質を十分な量摂取する必要があるのですが、これを食事でとろうとすると実は意外と難しいのです。

食事に含まれるたんぱく質量はあまり多くない

例えば、トレーニング時の食事として利用されやすい「鶏のささみ」ですが、ささみは100gあたりタンパク質が23g。
ささみ1本が大体45g程度ですので、例えば体重60キロの人がトレーニング時に120gのタンパク質を摂取しようとすると、1日に鶏のささみを11~12本程度食べる必要があります。
高タンパク質な食材として代表的なささみでさえこの状況なので、いつも通りの食事に少しプラスしただけでは不足してしまうのが分かるかと思います。

タンパク質は熱で壊れる

また、タンパク質は熱を加えると質が変わってしまうため、たとえ上記のようにささみを12本食べたとしても、実際に体内で利用可能なたんぱく質として摂取できるのは、場合によっては半分くらいになってしまう場合があります。
かといって、生肉をそのまま食べるというわけにはいかないので、食事で摂取するためには更に多くの分量の肉類を食べなければならなくなります。

タンパク質は必須アミノ酸の分量で品質の良し悪しがある

更にいえば、タンパク質は構成されるアミノ酸の種類によって、品質の違いともいうべきものがあります。
タンパク質は21種類のアミノ酸が組み合わさって出来ているのですが、その中でも9種類が必須アミノ酸といい、人が体内で合成できないため、食事によって摂取しなければならないものとなっています。
この必須アミノ酸は体内で合成できないため、その内の1つでも不足していると、十分に体内で利用される事が出来なくなってしまいます。
つまり、必須アミノ酸が全て十分に含まれたタンパク質でないと、分量としては十分でも体内で利用できないものになってしまうのです。

それぞれのアミノ酸の分量は食材によって異なるため、バランスよくアミノ酸を摂取しようとすると、食材も色々なものを利用し、バランスを取る必要があります。

プロテインを利用すると楽にバランス良いタンパク質が取れる

そこで役立つのがプロテインなのです。

プロテインは多くのものがアミノ酸をバランスよく配合(アミノ酸スコアなどとして表示されています)されていて、かつ熱を加える必要が無いもの。
そして、商品にもよりますがそのほとんどがタンパク質で構成されているので、1回の飲用で大体20~30g程度のタンパク質を摂取する事が可能です。

これだけタンパク質を摂取できるので、かなりハードなトレーニングをしていたとしても、通常の食事にプラスして1日に2回プロテインを規定量摂取すれば、タンパク質を十分に摂取する事ができます。

プロテインを選ぶ時はタンパク質分量とアミノ酸スコアに注意

以上のように、トレーニングを行う時はプロテインを利用する事がトレーニング効果を最大限、最短で得るために良い方法なのですが、プロテインの中にはあまりタンパク質が含まれていないような商品もあるので、その点を注意しましょう。

選ぶ基準としては、タンパク質量が多い(70%以上あれば十分)事。アミノ酸スコアが100のものを選ぶと良いでしょう。

プロテインはマッチョになるためのものではなく、トレーニングの効果を十分に得るための必須アイテムです。
是非取り入れて、トレーニング効果を実感して下さい!

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