永久脱毛と永久「的」脱毛

永久的脱毛や、永久保証脱毛というような言い回しを聞いた事は無いでしょうか。
エステサロンと医療機関の脱毛の違いなどについて。

永久脱毛が許可されているのは医療機関だけ

永久脱毛とは、その言葉の通り、永続的に毛が生えてこない状態にする事で、毛母細胞を破壊する事で実現が可能です。

日本では、この永久脱毛は医療機関でしか行う事が認められていません。
というのも、毛母細胞を破壊するという行為は、人体の組織を傷つける行為となるため、医療行為と認定され、医療機関以外では行えないと法律で規定されているのです。

それでも、脱毛を行うエステは多い

医療機関以外で脱毛が行えないと法律で規定はされているのですが、実際はエステなどでも脱毛行為が行われているのが事実です。

エステなどで行われている脱毛は、医療行為に当たらないレベルでの治療という事になっています。
具体的には、細胞組織を破壊する程の強さではない出力で施術を行うため、医療行為ではないという考えです。

そのため、エステなど医療機関外で脱毛を行う場合は、低出力で長めにレーザー(エステによっては光脱毛などと呼びます)を照射し、脱毛の効果を得られるようにしています。

以前は医療機関での脱毛の金額が高く、なかなか手が出せないような金額だったためエステを利用する人が多かったようですが、現在は医療機関での脱毛も低価格となり、より確実な効果を得られるという理由から医療機関で脱毛を受ける割合が増加しているのではないでしょうか。