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美容液の正しい使い方

スキンケアに役立つ有効成分がたっぷり入った美容液。その効果が十分に発揮される、正しい使い方について。

美容液の選び方

美容液は「肌に水分を補給する」という目的の化粧水や、「水分が蒸発しないようにふたをする」という目的の乳液のように、商品によって利用目的・性質があまり変わらないものとは違い、人それぞれの目指したい肌や使う人の肌質に合わせて、適切な種類を選ぶ必要性があります。

美容液を大きく分けると、レチノールなどのコラーゲン生成を促し、肌にハリをもたらす(毛穴を小さくする)目的のものと、ビタミンC誘導体やアルブチンなどの美白効果をもたらす目的のもの、ヒアルロン酸やセラミドなどによる、保湿効果を目的としたものに分かれます。

どれか一つの性質しかないわけではなく、成分によっては複数の性質を持つものもあります。

ものによって種類が違うので、いくつかの種類を用意して、乾燥が気になる時は保湿用。紫外線を沢山浴びた日は美白用など、使い分けるとより効果を発揮します。

また、例えばビタミンC誘導体など美容液の成分によっては肌への刺激物となるものもあるため、そのような成分は肌が荒れている状態の部分には使わないようにするなどの使い分けが必要です。

美容液を使うタイミング

美容液にも色々な種類がありますが、殆どの場合、使うのに最も適したタイミングは洗顔後、化粧水で肌に水分を含ませた後です。
化粧水で肌に潤いを持たせた後に使う事で美容成分が浸透しやすくなったり、肌への負担(ビタミンC誘導体など美容効果の高いものは、肌にとって刺激物となる事があります)を軽減したり出来るので、美容液の効果を最大限発揮できるようになります。

美容液の使い方

美容液を使う際は、まず適量を手にとり、気になる部分からやさしくつけていきます。
その後、肌に浸透させるように手のひらで肌を包み込むように押さえて、しっかりとなじませるようにしましょう。

また、複数の美容液を同時に利用する場合は、ブレンドして使うか、出来ればさらっとした感触のものから使うようにします。
トロッとしている美容液を先に使うと他の成分が入りにくくなってしまう事があるため、水っぽい感触のものを先に利用する事で全ての美容液を効果的に浸透させる事が出来るようになります。

美容液をつけたあとは、乳液やクリームなどでふたをして、保湿を行う事も重要です。

美容液を正しく使って、理想の美肌を手に入れましょう!

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