飛行機の中で出来る血栓(エコノミー症候群)予防のストレッチ

エコノミー症候群とは

海外旅行に行くとき、長時間の飛行機をエコノミーなどの座席で利用する方は多いでしょう。
そんな飛行機のエコノミー座席というのは、当然ですが狭いです。
また、座席が狭いのはまだ仕方ないとしても、機内空間も狭いので、あまり自由に動き回れません。
長時間同じような体勢でいますので、その結果体が痛くなったり、最悪血栓が出来てしまったりするのが、いわゆる「エコノミークラス症候群」です。

エコノミー症候群の予防ストレッチ

そんな状況の中でエコノミー症候群の予防に役に立つのがストレッチです。
とはいえ、どんなストレッチでもいいというわけではありません。
ここでは、エコノミー症候群の予防に効果的なストレッチをご紹介します。

ストレッチの方法

エコノミークラス症候群の予防に効果的なのは、足のストレッチやマッサージです。
とはいえ、狭い機内の中、思うように足を伸ばすことも出来ません。
そんな時は、足の指を閉じたり開いたり、これをまずは繰り返しましょう。
これを繰り返すだけでも、かなり血流は改善されるものです。
また、ふくらはぎなどに血栓が出来やすいという人もいます。
そんな人の場合には、ふくらはぎ周辺を手でマッサージしてあげると、血流の改善が期待できます。

ちなみに、日本の航空会社のホームページを見てみますと、機内でできる血栓の予防対策というストレッチがあります。
以下の運動は、座っているときでも出来るストレッチです。
まずは、足の指でグーを作ります。
続いて、足の指でパーを作ります。
次に、足を上下に爪先立ちをします。
つま先を引き上げます。
そして、膝を両手で抱えて足の力を抜いて足首を回します。
そして、ふくらはぎを軽くもみます。
これらを行うことで、足の血流がよくなり、血栓が出来にくくなるメリットがあります。

また、トイレに立ち上がることがあれば、その機会に足腰をしっかり伸ばしておく事も効果的です。