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西洋医学と東洋医学の違いって?

病気(症状)を無くすのが西洋医学、体を強くして病気に勝てるようにするのが東洋医学

医学はそもそも西洋、東洋という分類ではなく、様々なものに分かれるものですが、一般的には手術をしたり、病院で薬を貰うものが西洋医療。漢方や、鍼灸などが東洋医学と認識されています。

この二つの一番大きな点は、手術を行うかどうかという所でしょう。

西洋医学の考え方は、基本的に、「今発生している症状」をどうやれば軽減出来るかという考え方であり、それが一番強く現れているのが、体の悪い部分を切除する手術という方法だと言えます。

それに対して、体の免疫力を上げて病気の症状に打ち勝つという考え方の東洋医学では、手術などの方法を用いません。

両者ともメリット・デメリットがありますので、どちらが良いかというわけではなく、基本的には両方を上手く組み合わせることが大切であり、実は、私達は知らず知らずの間にこれらの組み合わせを行っています。

例えば、私達日本人が風邪をひいたときの対応は、病院にいって薬を貰います。そして、殆どの人は薬を飲んで、温かくして寝たり、時には生姜湯などを飲んで体を温める人も多いのでは無いでしょうか。

病院で薬を貰うのは西洋医学の考えであり、吐き気や咳などを和らげる薬を貰い、症状を抑えます。
一方、体を温めて良く寝たり、生姜湯などを飲むのは東洋医学の考え方であり、体の免疫力を高めて、病気を治していきます。

日本人にとっては「薬を飲んで、温かくして寝る」というのは、ごく当たり前の行動ですが、西洋医学の考え方中心のヨーロッパなどでは、つい最近まで風邪を引いたら熱を下げるために水風呂に入るなどの方法が取られていたという話もあります(もしかしたら今もそうかもしれません)。

どちらかの考え方に偏らず、両者の良いところを上手に取り入れる事が、健康な体を保つために大切ではないでしょうか。

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