TOP > 美容 > スキンケア > 肌と粘膜ってどう違うの?

肌と粘膜ってどう違うの?

肌は鎧。粘膜は生活のために鎧を着れない部分

肌と粘膜は、基本的に構造が異なります。

肌は、表皮・真皮・皮下組織の構造に分かれていて、紫外線や菌などから体を守るのが基本的な役割です。

一方、粘膜は構造に決まりがあるわけではなく、簡単に言えば肌以外の、体が、空気や食べ物など、体以外のものに触れる部分は全て粘膜だといえます。(髪や爪などは除く)

粘膜は、多くの場合粘膜や付近に有る腺から出る分泌液「粘液」によって覆われていて、肌とくらべて柔らかく、傷つきやすい性質をもっています。

粘膜の殆どは胃や腸など、体の内側にありますが、目や口、生殖器のように体の外側にあるものもあります。

人の体は基本的には肌によって外部から守られていますが、食べ物を食べたり、空気を吸ったりといった、生活に必要な部分はどうしても外部と触れる必要があります。
そのため、粘液で体を守りつつ、外部のものを取り入れる事が出来る粘膜という部分があるのです。

粘膜は柔らかく、とても傷つきやすいので、注意しないと簡単に化膿したりするため、肌よりも更にデリケートにケアする必要があります。

スポンサードリンク

このガイドにコメントする

関連するガイド

EGF・FGF美容液や化粧水の効果を十分得るための選び方&おすすめ比較

皮膚の再生(ターンオーバー)を促す成分として、ノーベル賞を受賞しているEGFやFGFといった成長因子。発見された当初と比べて製造法も安定し、製造コストも抑えられてきた事から多くの美容液や化粧水などスキ...

ノーベル賞受賞の「成長因子」高配合美容液でシミ・シワのケアを

細胞の代謝や活動を促す「成長因子」。多くのスキンケアコスメに導入されていますが、十分な効果を発揮するためのポイントをしっかり押さえた美容液は多くありません。そもそも成長因子とは?成長因子とは「特定の細...

美容成分を肌の奥まで届ける「リポソーム」とは?

美容液の成分などを肌の角質細胞に浸透させる技術として、よく用いられるリポソーム化というものがあります。耳慣れない言葉ですが、どのようなものなのでしょうか。そもそもリポソームが必要になる理由は、肌のバリ...

保湿しながら肌を再生!!美肌成分「プロテオグリカン」の効果

最近スキンケアコスメ配合されるようになってきた成分「プロテオグリカン」は、ヒアルロン酸のような保湿機能とEGFのような肌再生(ターンオーバー促進)機能を兼ね備えた、美肌作りにとても有力な成分。実は、プ...

美肌成分「EGF」で肌の再生を促す!

スキンケア美容液などに配合される事のあるEGFは、簡単に言うと「肌細胞の成長を促進させ、また整える」効果を持つ成分で、Epidermal(上皮≒肌)Growth (成長)Factor(因子)の頭文字を...

スポンサードリンク