脱毛の種類について

一口に脱毛といっても、家で出来る脱毛から医療機関などで行う脱毛まで、様々な種類の方法が存在します。

永久脱毛とその他の脱毛

脱毛は、大きく分けて永久脱毛とその他の一時的な脱毛とに分かれます。

永久脱毛とは主に医療機関で行える、毛の成長を行う細胞組織そのものを破壊する事によって毛が成長する機能そのものを無くす方法で、レーザー脱毛や電気脱毛があります。

薬品を利用した脱毛や毛抜きなどは毛を生やす組織そのもにには影響がないため、永久脱毛とはなりません。

レーザー脱毛について

レーザー脱毛は永久脱毛の一つで、医療機関でのみ行う事が出来ます。
レーザーを照射する事で毛に熱を与え、その熱で毛を生やす細胞を破壊し、毛が成長しないようにします。

レーザーは黒い色と反応するため、毛の色が黒でなかったり、逆に肌の色が日焼けなどで黒くなっているとレーザー脱毛を行う事が出来ません。

電気脱毛について

レーザー脱毛が主流になる前は、こちらの電気による医療脱毛が主流でした。
毛に電極を付けて電流を流し、その電流で毛が成長するための細胞を破壊する脱毛方法です。

毛の色が薄かったり、肌の色が濃くても利用できる利点がありますが、毛を一本一本処理していかなくてはならないため、時間や手間がかかり、コストがかかるという難点があります。

脱毛クリーム

薬品により毛や皮膚を柔らかくして、毛を抜き取る方法です。
細胞組織を破壊するものではないため、永久脱毛ではなく、正確には除毛となります。
肌を軟化させる成分などが人によっては強い負担となるため、肌が弱い人にはあまりおすすめできません。

ワックス脱毛・テープ脱毛

毛にワックスを塗って固め、はがし取ったり、テープを張り付けてはがし取る方法です。
直接毛を抜くため、強い痛みがあり、肌への負担も大きい難点があります。

一度脱毛をすると毛が成長するまでのしばらくの間は無毛状態となります。

毛抜き

毛抜き用のピンセットや道具などを使って毛を抜く方法です。
眉毛などの形を整えるために毛を抜く人は多いですが、シェービングよりは手入れの間隔が長く、アフターケアをしっかりやれば負担も少なくできます。
肌への負担を極力抑えて毛抜きをするような道具もあるので、利用するとより良いでしょう。