目が痛い、しょぼしょぼする時の対処法

パソコンを長時間見ていると目がしょぼしょぼして、目の奥からじーんと痛みが出てきます。
目が痛い時は眼圧が上がっている証拠。そのせいでいつもより実は目玉が飛びだしています。
目に固いも柔らかいもない、と思っている人が多いですが、健康状態によって固さも目の飛び出し具合も結構変わります。

疲労等による目の状態の変化

目の硬さについては、目が覚めてシャキッとしている時は少し固めで、あくびが出たりして目がうるんでくる時は柔らかくなって引っ込みます。
目が疲労しているときは目の周りの筋肉が緊張しやすくなっているため、目玉も固くなって眼圧が上がることが多い状態になっていて、現代人は特に遠くを見れる環境に無かったり、強い光を発するものを長時間見ているため、疲労状態に陥りやすいと言われています。
パソコンの使い過ぎ、本の読み過ぎで目を酷使するとそういう状態に陥りやすくなります。

照明の種類と疲れやすさ

私たちが普段使っている伝統の多くは蛍光灯。蛍光灯は点滅光源で、実はストロボのように細かく点滅しています。
蛍光灯のもとで目を使っている以上仕方がないことですが、その点滅に目は一回一回反応しているのです。
長時間蛍光灯の下にいた後で目をつぶって横になると、まぶたがぴくぴくするのはそのせい。
できれば白熱灯の灯りのほうが目にはやさしいです。

目の痛み・しょぼしょぼ改善のために

ここで試していただきたいのは、目をゆるめること。
ゆるめるには色々な方法があります。ドラッグストアなどのフェイスケアコーナーに行くと、ジェルの入ったアイパックが売られていますが、このタイプのアイパックは、お湯につけて温めたり、冷蔵庫で冷やしたりできるものがあります。
温めたアイパックを疲れた目に乗せると、目の周りやまぶたの縁に汗が出てきます。
実はこれは目から出る汗。目の周りの皮膚と目玉の表面の皮膚はひと続きなので、ここから出る汗は目から出したのと同じ作用になります。汗をかいた後は目がすっきりしていることを実感できるでしょう。

目の疲れや眼精疲労にはツボ押しも効果的

目の疲れや眼精疲労による肩、首のコリにも有効なツボ押しも効きます。
まず、頬骨を押すとかなり痛い所を下から親指で押し上げます。次に、黒目のちょうど上あたりの骨の縁を3～5分押し上げます。頭の奥に鈍く響く不快な痛みですが、終わったあとには全身が軽くなります。
最後に目頭のゴマ粒ほどのコリっとした部分を3～5分位強く押さえましょう。涙が出ても我慢して押さえ続けてください。
濃い涙が出ると思いますが、その涙は目の大掃除です。
終わった直後は充血しますが、一晩眠れば目はリフレッシュしています。