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なぜ私は痩せない?太りやすくなる5つの習慣

なぜ私は痩せない?太りやすくなる5つの習慣

ダイエットの情報などを見ると「痩せやすい体質作り」という言葉をよく目にしますが、太りやすいか痩せやすいかは、体質だから仕方ないと思っている人も多いのではないでしょうか。
実は、太りやすさや痩せやすさは体質よりも様々な生活習慣が影響している部分が多く、ここを見直す事が出来ればかなり痩せやすい状態を作る事が出来るようになります。

早食いは脂肪をため込むための行動

特に男性に多い「早食い」。これは、2つの理由でとても太りやすくなる習慣です。

一つ目の理由が、満腹中枢。人は食事を行う際に食事を噛む事で、脳に刺激が伝わり満腹中枢が刺激されます。そのため、早食いであまり噛まずに飲み込んでしまう人は満腹中枢が刺激されにくく、必要よりも多く食べ過ぎてしまうのです。

二つ目の理由が、血糖値の急上昇。特に砂糖などの糖分や米などの炭水化物を一気に食べると、取り込まれた糖分が一気に血液中に溶け出すため血糖値が急上昇します。
血糖値が急に上昇すると、脳は「必要以上の栄養が入ってきたから、蓄えておこう」という判断をするようになるので、食べたものが脂肪として蓄えられやすくなります。

特に内臓脂肪やお腹周りの脂肪が多い人は早食いを直して、野菜など食物遷移の多いものから順にゆっくりと食べるようにするだけでも太りにくくなります。

長時間同じ姿勢で過ごす

デスクワークの人はある意味仕方ない部分ではありますが、長時間同じ姿勢で過ごす事は太りやすくなる原因です。
これは、単に運動をしないからというだけの理由ではなくて、長時間同じ姿勢をとる事で筋肉が凝り固まり、血行が悪化してしまう事が問題点です。
特にパソコンなどを利用している人の場合、首から肩周辺の血行が悪くなってしまい、心臓に近い部分という事もあり結果として全身の血行に影響が出てきます。
血行が悪くなると、細胞に栄養が行き渡りにくくなるため活動が鈍り、エネルギーが消費されにくくなります。その結果、消費カロリーが減って太りやすくなるのです。

運動まではしなくてもいいので、時々席を立ってストレッチをするなど、定期的に筋肉をほぐす習慣をつけるだけでも痩せやすい体質作りと疲れにくいからだ作りに効果を発揮します。

寝る時間、起床時間が遅い

早寝早起きはダイエットにも重要です。
人がエネルギーを消費しやすい時間帯は朝~昼過ぎあたりまでで、夕方から夜中はどちらかというとため込みやすい時間帯です。
そのため、夜に多く活動して朝はあまり活動しないという生活スタイルでは、どうしてもエネルギーが消費されにくく、太りやすい状態となってしまいます。
朝早めに活動を開始して夜早めに寝る事は、美容面のほか精神を落ち着かせるホルモンの分泌などにも大きく影響してくる部分ですので、ダイエットに関係なく早寝早起きは重要です。

遅い時間に食べる

前述の通り、夜はためこみやすい時間で、食事の摂取エネルギーについてもこれは同じです。
夜遅い時間に食べたものはほぼ消費されるのではなく体に蓄積される形となりますので、特に炭水化物と脂質を夜に多く食べる事は太りやすい習慣の最たるものです。(1日1食で夜しか食べず、夜に蓄積した分を昼間に消費するのであれば別です)
夜に食事を行う時は、なるべく早めの時間。8時前くらいに食事を終えるようにして、かつ食事の内容もタンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に、炭水化物(糖質)と脂質を少なめにとるようにしましょう。

涼しいと思う状態を保つ

日本人やアジア圏の人と欧米の人を比べて、日本人は全体的に痩せているといわれますが、これは単に食生活だけが原因というものではありません。
人の体は他の動物と同様、環境に適応しようとする能力がありますので、寒い場所で生活をしていると体が熱を一定に保ちやすくなるように、脂肪がつきやすい体質になります。逆に、暑い環境にいるとそこまで熱量が必要ではなくなるので、食欲がなくなったり脂肪が付きにくくなったりしてきます。
脂肪がついてくると人は暑く感じるようになり、食欲が減ってくるはずなのですが、最近は空調設備などが手軽に導入されるようになったことから、通常であれば暑くてばてるというような状態なのに、涼しく過ごす事ができるようになっているため、体がまだ適温であると思い、どんどん脂肪がついていくようになります。
人によって適温だと感じる温度は異なりますが、痩せる事を考えるのであれば少し暑いくらいの温度にしておいた方がいいかもしれません。
ちなみに、これは「長期間涼しい(寒い)環境にいた場合」の話なので、たまにプールなどで泳いだりする場合は状況が異なります。たまにプールなどに入る場合は、むしろ体が熱を作り出そうと一生懸命になるため、通常よりも多くエネルギーが消費され、痩せやすくなります。

生活習慣は言い換えれば癖みたいなものなので中々変えていくのも難しかったり、状況や環境によってはほぼ無理だったりする場合もありますが、見直せるところから直していく事で頑張っても痩せないという状況を改善する事が出来るかもしれません。

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